ムダ毛は薄くすれば気にならない

テストステロンを始めとする男性ホルモンは、毛に関していえばこれを太く硬く長くします。ホルモンの影響を受けてこのような状態になった毛を硬毛といいます。硬毛は男性だけでなく女性の場合も起こり得ます。また、男性でも男性ホルモンが少ない人では硬毛が少ない、もしくは、ない場合もあります。女性の硬毛化は、特に男性ホルモンが多い女性だけでなく、更年期で女性ホルモンが減少した場合に、量は増えないにもかかわらず相対的に男性ホルモンが増加した形になる場合や、多毛症といって内分泌異常や代謝異常で起こる病気の場合などで生じます。

ところで、硬毛化した毛やその他の毛を薄くすることでムダ毛を目立たなくさせることはできないでしょうか。この点に関しては、産毛や比較的細い毛に向く脱色法があります。脱色剤としては、オキシドールの他、各種の化学薬品があります。これらの脱色剤は毛の色を抜くだけなので安全性が高いというメリットがありますが、皮膚が過敏な人の場合、化学薬品に反応してかぶれを起こすことがあります。オキシドール以外の脱色クリームなどを使う場合には、パッチテストなどで皮膚反応を確認した上で使用した方がよいでしょう。ただし、脱色クリームなどの脱色法で毛を薄くする場合、毛周期という毛の成長サイクルがその効果に大きく関係してきます。髪であれば2〜6年成長して、その後3〜4ヶ月休止します。腕や脚の毛は4〜5ヶ月成長、4〜5ヶ月休止。ワキ毛では3〜5ヶ月成長後、3〜5ヶ月休止します。当然、成長サイクルがはやい方が効果があります。